■ 雰囲気
MOLY-Dは、各種雰囲気中での使用が可能です。
最も適しているのは、酸化性の雰囲気(空気・酸素・水蒸気など)です。酸化性が増せば最高使用温度も高くなります。
新品のMOLY-Dを装着した場合は、出来るだけ早く空気中で 1200℃以上まで昇温してください。
もし発熱部表面温度が、500〜700℃までの間に滞留すれば、エレメントが破損する可能性があります。
一度グレイズした後は、皮膜が剥がれない限り、MOLY-Dは低い温度でも使用可能です。
ガス雰囲気や悪い環境で使用される場合には、その雰囲気で運転する前に、大気中で1200℃以上にエレメントを昇温し、酸化皮膜を形成することが重要です。大体30分以上でその皮膜は形成されます。
悪い雰囲気や酸素の少ない雰囲気、あるいは露点の低いガス中でこのエレメントを使用する場合は、定期的に空気中で 1200℃以上に昇温し、再び表面皮膜を生成する作業を行ってください。このことによって、ヒーターの寿命は長くなります。
| 各種雰囲気中での最高使用温度 |
| 雰囲気 |
MD-31
(℃) |
MD-33
(℃) |
| 空気 |
1700 |
1800 |
| 窒素 |
1600 |
1700 |
| アルゴン・ヘリウム |
1600 |
1700 |
| 水素(乾燥) 【露点 -80℃】 |
1150 |
1150 |
| 水素(湿り気) 【露点 20℃】 |
1450 |
1450 |
| エクソガス (e.g. CO2 10%, CO 5%, H2 15%) |
1600 |
1700 |
| エンドガス (e.g. H2 40%,CO 20%) |
1400 |
1450 |
| アンモニア (分解後一部燃焼) 【H2 〜8%】 |
1400 |
1400 |
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